ものづくり補助金(コロナ特別枠)☆(A類型)(B類型)との違い

ものづくり補助金(コロナ特別枠)☆(A類型)(B類型)との違い
ものづくり補助金(コロナ特別枠)は、コロナ禍で一度は経営悪化に陥ったものの、これから始まるデジタル時代へ向け、安定した収益を得るための事業刷新を計画している事業者にとって、ぜひ活用していきたい補助金枠ですよね。
 
けれども、2020年に起きた未曾有の新型コロナ到来の応急措置として新設された、ものづくり補助金(コロナ特別枠)は、予想以上に申請者が殺到し、とうとう先日、当初は全5回を予定していた公募が、第4回で締め切られることが発表されました。
 
そのため延長措置が取られたものの、第4回申請受付締め切りとなる2020年12月18日(金)を持って、ものづくり補助金(コロナ特別枠)は最終受け付けとなります。
 
ですから、今ものづくり補助金(コロナ特別枠)への申請を検討している事業者であれば、急ぎ申請準備を進めなければなりません。
 
ものづくり補助金自体には、もともとA類型・B類型・C類型があり、ものづくり補助金(コロナ特別枠)はA類型に属します
 
※ そもそもA類型はコロナ以前からありますので、この補助枠が(通常枠)です。
 
そこで、A類型やB類型などの違いは申請要件の違いで区別されるので注意をしてください。
 
そこで今回は、A類型とB類型の違いとともに、ものづくり補助金(コロナ特別枠)(通常枠)の違いまで、解説します。
 
※ 今回、C類型は今回あまり関係ありませんので割愛します、ご了承ください。
 

 

ものづくり補助金(コロナ特別枠)☆
(A類型)(B類型)との違い

 

ものづくり補助金とは


コロナ禍はピンチではなくビジネスチャンス
ではまず、ものづくり補助金(コロナ特別枠)の前に、そもそもの「ものづくり補助金」がどういったものなのかを説明します。
 
ものづくり補助金とは、生産性の向上や促進を目的とした企業に交付される制度となり、A類型~C類型に分けることができます。
 
さらにものづくり補助金(コロナ特別枠)と(通常枠)がA類型の中に設けられている構造です。(もともとあったA類型に、コロナ特別枠が加えられた流れとなります。)
 
ですから、ここでものづくり補助金(コロナ特別枠)を申請するために注目すべきは、従来の(通常枠)とものづくり補助金(コロナ特別枠)の違いです。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)☆(通常枠)の違い 】
 
☆ この通常枠と特別枠とでは補助される割合が異なります。
 
① 通常枠では、対象経費全体の2分の1の補助です。
② コロナ特別枠では、提出する事業計画の内容によって補助する割合が変わり、対象経費全体の3分の2、もしくは4分の3の補助が受けることができます。

 

さらにものづくり補助金(コロナ特別枠)を受けて不採択であっても、その後に(通常枠)での審査を受けることもできるので、ものづくり補助金(コロナ特別枠)に不採択になった場合の保険を掛けることが可能です。
 
ただし、ものづくり補助金(コロナ特別枠)の補助率は3/4、(通常枠)の補助率は1/2ですし、それ以外にもさまざまな部分でものづくり補助金(コロナ特別枠)の方が優遇されていますので、この点を踏まえて(通常枠)の検討までしてください。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)と(通常枠) 】
 
☆ 仮に1200万円の事業計画を提出して、ものづくり補助金(コロナ特別枠)では不採択、(通常枠)で採択されたとします。
 
① コロナ特別枠の場合(3/4補助率での採択だとして)
 
… 1200万円の3/4ですので、900万円の補助を受けることができ、自費は300万円です。
 
② 通常枠の場合(1/2補助率での採択だとして)
 
… 1200万円の1/2ですので、600万円の補助を受けることができ、自費は600万円です。

 

そのため、1200万円の事業計画のケースでは(通常枠)とものづくり補助金(コロナ特別枠)では、300万円もの自費による出費の差が生じます。
 
ものづくり補助金(コロナ特別枠)の申請事業者には、小規模事業者もいますから、そのなかでのこの差は大きいのではないでしょうか。
 

 

ものづくり補助金(コロナ特別枠)の類型


応募の対象となる小規模事業者・前提要件とは
ここで、ものづくり補助金(コロナ特別枠)を申請する場合には、コロナ対応を目的とした事業刷新が必要とされ、コロナ対応のための3つの類型、いずれかに対象経費全体の1/6以上が該当していなければなりません。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)☆3つの類型 】
 
☆ それが、下記3つの類型です。
 
(A類型) サプライチェーン毀損への対応
(B類型) 非対面型ビジネスモデルへの移行
(C類型) テレワーク環境の整備

 

…簡単には言いますが、それぞれの類型が、具体的にどのような事業計画に当たるのか…、少し複雑に感じる事業者も多いですよね。
 
ではまず、ものづくり補助金(コロナ特別枠)における(A類型)からお伝えします。(A類型)では、サプライチェーンの毀損への対応を援助してもらうことができます。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)☆A類型 】
 
★ 「サプライチェーンの毀損への対応」とは、顧客に対しての製品供給を継続させるために必要不可欠な設備投資などを行うことです。
 
→ 自社の製品のパーツなどの調達が困難なのでパーツを自社生産に切り替えたりするのはこのA類型に該当します。

 

ここで、ものづくり補助金(コロナ特別枠)の特徴として、コロナ禍のトラブルに対応する意味合いが強いため、B類型やC類型ほど積極的な投資には当たらないとし、(A類型)では、他の類型よりも低い補助率である、3分の2程度の補助です。
 

 

コロナ特別枠のB類型


コロナ特別枠のB類型
では続いて、ものづくり補助金(コロナ特別枠)における(B類型)「非対面型のビジネスモデルへの転換」についてお伝えします。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)☆B類型 】
 
★ 「非対面型のビジネスモデルへの転換」とは、遠隔や非対面などのサービスを提供をすることのできるビジネスモデルへ転換できるシステムに投資を行うことです。
 
→ オンラインなどのサービス提供や、キャッシュレス端末の導入は、このB類型に該当します。

 

今まで対面接客をメインとしてきた観光業界やお土産店などが、ネットショップを開いたり、VR活用による観光ツアーを開いたりする事業計画も、この「非対面型ビジネスモデル」のひとつです。
 
このように、事業計画が多岐に渡ることから、多くの事業者がものづくり補助金(コロナ特別枠)を申請するに当たり、この(B類型)に該当するプランを作成しています。
 
コチラは、ウィズコロナ時代に向けた積極的な投資と言えるので、(B類型)では4分の3程度の補助を受けることが可能です。
 

 

コロナ特別枠のC類型


コロナ特別枠のC類型
続いて、ものづくり補助金(コロナ特別枠)における(A類型)と(B類型)の違いは説明しましたが、(A類型)とも(B類型)とも違う(C類型)はどのような事業計画なのでしょうか。
 
コチラこそ、2020年のコロナ禍でニュースが流れた「テレワーク環境の整備」です。ものづくり補助金(コロナ特別枠)の類型に新たに追加されました。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)☆C類型 】
 
★ 「テレワーク環境の整備」とは、従業員がテレワークを行うのに必要なシステムの構築を行うことです。
 
→ サーバによるデータ保存で、端末データを大量にしない「シンクライアントシステム」の導入などはこのC類型に該当します。
 
※ それぞれの端末に負担が掛からないシステムなので、それぞれの社員が自宅に持ち込み業務を進めやすい点がメリットです。

 

この他にも、社内から自宅での業務になるため不可欠なセキュリティーシステムの導入にも、このC類型が適用します。
 
さらにものづくり補助金(コロナ特別枠)の場合には、テレワーク環境整備のためのパソコンなどのハードウェアのレンタル費用などに関しても経費計上できる点が違いです。
 
このものづくり補助金(コロナ特別枠)(C類型)では、(B類型)と同様に積極的な投資と判断され、4分の3程度の補助を受けることができます。
 

 

ものづくり補助金(コロナ特別枠)の共通点


ものづくり補助金(コロナ特別枠)の共通点
ものづくり補助金(コロナ特別枠)には様々な種類があることを説明しましたが、これらは業種は問われません。
 
対象とされるのは小規模事業者や中小企業などであり、そのほかにも組合や個人事業主なども該当します。さらに(コロナ特別枠)の共通点はメリットの大きさにあります。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)の共通点 】
 
★ (通常枠)と違って補助金が多く、不採択になっても加点付きで(通常枠)の申請ができます。
 
→ ものづくり補助金(コロナ特別枠)にもメリットしか存在しないので、まずはこちらの申請がおすすめです。

 
 

 

いかがでしたでしょうか、今回はものづくり補助金(コロナ特別枠)について、通常枠との違いについてをメインにお伝えしました。
 
ものづくり補助金(コロナ特別枠)は補助金限度額が高い制度だけに、採択を受けるためにはそれなりに納得できる事業計画を立てなければなりません。
 
締め切りが2020年12月18日と迫る今、より安心してものづくり補助金(コロナ特別枠)申請への準備を進めるためには、認定を受けた補助金申請サポート業者への相談がおすすめです。
 
★ 株式会社木立は、2020年の申請における採択率が100%で、より安心して事業計画を立てることができますから、締め切りが迫る今、一度相談をしてみてはいかがでしょうか。
 
 

まとめ

ものづくり補助金(コロナ特別枠)

・生産性の向上や促進を目的とした補助
・コロナ特別枠では経費の1/6以上が3つの類型に該当する
(A類型) サプライチェーン毀損への対応 補助率2/3
(B類型) 非対面型ビジネスモデルへの移行 補助率3/4
(C類型) テレワーク環境の整備 補助率3/4
・締め切りは2020年12月18日
・より安心できる準備のために補助金申請サポート業者がおすすめ