(コロナ特別枠)ものづくり補助金かIT導入補助金か?目的別の選び方

(コロナ特別枠)ものづくり補助金かIT導入補助金か?目的別の選び方
2020年の新型コロナ蔓延により、(コロナ特別枠)が小規模事業者や中小企業を対象とした、各種補助金制度内に新設されましたよね。
 
現在、新型コロナの経済的影響を多大に受けた小規模事業者や中小企業が利用できる(コロナ特別枠)を設けた補助金制度には、①小規模事業者持続化補助金、②IT導入補助金、③ものづくり補助金、の3つがあります。
 
新型コロナ万円により経済難なこの時期、これらの(コロナ特別枠)補助金に助けを求める事業者も多いのではないでしょうか。
 
特に注目されている制度が、本格的な自社IT化を進めることができる、「ものづくり補助金」「IT導入補助金」の(コロナ特別枠)です。では、どちらの方が自社に適しているのでしょうか。
 
ただ、この二つの選び方は目的によって異なるものなので、どちらかが劣っているなどということはありません。
 
そこで今回は、コロナの経済難で活躍する「ものづくり補助金」や「IT導入補助金」や、それぞれに設置された(コロナ特別枠)の、目的別の選び方について解説します。
 

 

(コロナ特別枠)ものづくり補助金かIT導入補助金か?
目的別の選び方

 

革新的サービスの開発などの目的


沖縄人気のものづくり補助金【コロナ特別枠】とは?【一般型】との違い
(コロナ特別枠)としてコロナ禍における革新的な事業刷新を求められることにはなりますが、準備している事業計画が、その業界において客観的に見ても新しい内容であれば、ものづくり補助金(コロナ特別枠)が適切です。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)の特徴 】
 
★ 生産プロセスの改善革新的サービスの開発などの設備投資を支援する目的がある場合はものづくり補助金です。
 
→ 例えば、料亭などのお客様の来店を前提とした高級料理店が、ネットショップによる料理の提供を始めることは、業界からみても革新的なサービスです。
 
※ ものづくり補助金(コロナ特別枠)の採択事例では、人気メニューをパウチ化して賞味期限を長く、郵送できるように商品化し、ネットショップ進出を図るケースがありました。

 

ものづくり補助金(通常枠)で中小企業なら2分の1小規模事業者であれば3分の2程度の補助が期待できるなか、(コロナ特別枠)では事業内容によって2分の3~3分の4までアップします。
 
ただし、(コロナ特別枠)に限ったことではないのですが、ものづくり補助金全般において要件が加えられていますので、この点まで理解して申請を進めてください。
 

【 ものづくり補助金(通常枠)(コロナ特別枠)の要件 】
 
★ ものづくり補助金の要件としては、下記2つが不可欠です。
 
・ 年に付加価値額+3%以上や、給与支給総額+1.5%以上
・ 事業場内最低賃金≧地域別最低賃金+30円
 
…以上を、3から5年満たすこと。

 

ただし、ものづくり補助金(コロナ特別枠)を申請した場合には、採択後1年間は以上の要件が免除されますので、こちらも(コロナ特別枠)ならではのメリットです。
 

 

ものづくり補助金の加点基準


補助金の使用目的
では、(コロナ特別枠)のものづくり補助金の申請を進めるとして、この補助金制度は「種類」によって加点のポイントが違う点にも注意をしてください。
 
ものづくり補助金(コロナ特別枠)では、加点のポイントを押さえることにより、採択される確率は格段に上がります。
 

【 ものづくり補助金(コロナ特別枠)の加点ポイント 】
 
・ サプライチェーンの毀損に対応するための設備投資
・ 小規模事業者
・ 事業継続強化計画の認定を受けた事業者
 
…などの方々が加点されます。

 

またものづくり補助金(コロナ特別枠)の申請をして万が一落ちた場合にも、ものづくり補助金では(通常枠)の審査を受けることが可能です。この時、(コロナ特別枠)を落ちた後の(通常枠)審査は、加点対象となります。
 
ですから、ものづくり補助金を応募する際は、まず(コロナ特別枠)を優先することがポイントです。
 
採択されればものづくり補助金は必ず手助けになるので、サービス向上などを目的とするならばものづくり補助金(コロナ特別枠)を選択してみてはいかがでしょうか。
 

 

ITツールの生産的向上などの目的


ITツールの生産的向上などの目的
小規模事業者や中小企業のITツールの生産的向上などの目的がある場合は、IT導入補助金の(コロナ特別枠)です。
 
従来型のIT導入補助金には(A類型)と(B類型)があり、(コロナ特別枠)はそこにさらに追加された(C類型)として新設されました。
 
IT導入補助金(コロナ特別枠)は、(A類型)(B類型)とも補助率が違いますので、それぞれの違いを下記にお伝えします。
 

【 IT導入補助金(コロナ特別枠)☆(A類型)(B類型)】
 
(A類型)
 
・ 補助される額が30万円以上から150万円未満
 
・ 効率化プロセス・汎用プロセス・業務プロセスから2つ以上、業務プロセスからは1つ以上が必要
 
(B類型)
 
・ 補助される額が150万円以上から450万円未満
 
・ 効率化プロセス・汎用プロセス・業務プロセスから5つ以上、業務プロセスからは1つ以上が必要
 
(C類型)
 
・ 補助される額が30万円以上から450万円未満
 
・ コロナ対応のための3つの類型のいずれかに、対象経費全体の1/6が該当
(①サプライチェーン毀損への対応、②非対面型ビジネスモデルへの移行、③テレワーク環境の整備)

 

そもそも、IT導入補助金は2015年に新設されたルーキー枠で、IT化を促進することを目的としています。そのためか、申請方法も他の補助金制度とはずい分と違う点が特徴です。
 
IT導入補助金(コロナ特別枠)を申請するのであれば、下記のような手順が不可欠となります。
 

【 IT導入補助金(コロナ特別枠)申請 】
 
① 事前に認定を受けたIT導入支援事業者へ相談
② ITツールを選択
③ IT導入支援事業者とパートナーシップを結ぶ
④ IT導入支援事業者の案内の元に、ネットワークで申請を進める

 

少し複雑そうにも見えますが、認定を受けたIT導入支援事業者が一から十までサポートをしてくれるため、補助金申請の初心者にとってはとても嬉しい制度です。
 

【 IT導入支援事業者 】
 
★ 認定を受けたIT導入支援事業者は、公募要領などでITツールを検索すると出てきます。
 
→ 株式会社木立は認定を受けたIT導入支援事業者であり、IT導入補助金以外の補助金に関しても申請サポートを受け付けています。

 

株式会社木立は2020年のコロナ禍における補助金申請で100%の採択率を誇るため、2020年12月18日と締め切りが迫る今、より安心できる申請準備の進め方として、相談したい事業者です。
 

 

IT導入補助金の加点基準


沖縄でものづくり補助金(コロナ特別枠)が採択される申請ポイント
(コロナ特別枠)のみならず、IT導入補助金全般において、下記の点が加点対象になります。
 

【 IT導入補助金(コロナ特別枠)(通常枠)加点基準 】
 
・ 導入するツールがクラウド製品かどうか
・ 固定資産税を0とする意思を表明した、自治体などに所属していること
・ 在宅勤務制度を導入するための、テレワークの導入を行う
 
…以上の点が加点対象です。

 

(コロナ特別枠)(通常枠)ともに、そもそも「IT導入補助金」自体が、ITツールの生産性を向上するための補助金なので、要件や加点基準も複雑です。
 
しかし採択されれば、業務効率化クラウド管理システムによる一元化など、実際に仕事をしてみて実感しやすい効果が期待できるのが、IT導入補助金です。
 
ITツール導入による生産性向上を目的とするなら、IT導入補助金(コロナ特別枠)が適用します。
 

 

ものづくり補助金とIT導入補助金


ものづくり補助金とIT導入補助金
このように、同じ(コロナ特別枠)でも、ものづくり補助金とIT導入補助金では、目的や要件によっても選び方が違ってくるので、何よりも自分の目的により合った補助を受けるのが理想です。
 

【 (コロナ特別枠)の選び方☆まとめ 】
 
★ プロセスの改善サービスの生産性向上はものづくり補助金(コロナ特別枠)を選択、ITツールの生産性向上であればIT導入補助金(コロナ特別枠)を選択すると効果があります。

 
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は(コロナ特別枠)への申請を検討するとして、ものづくり補助金とIT導入補助金のどちらが適切なのか、その選び方をお伝えしました。
 
その内訳が分からない人は多いですがしっかりと内容を確認することでそれぞれの目的の違いが理解できます。
 
ただし、ものづくり補助金(コロナ特別枠)は2020年12月18日をもって最終受け付け締め切りとなることが発表されましたし、同じ財源となるIT導入補助金(コロナ特別枠)も、来年度はどのようになるかは分かりません。
 
(IT導入補助金(コロナ特別枠)も、同じ2020年12月18日が締め切りです。)
 
このコロナ禍でのみ申請できる補助金制度ですから、早い選択と行動をおすすめします。
 
 

まとめ

【コロナ特別枠】ものづくり補助金かIT導入補助金の選び方

《 ものづくり補助金 》
・革新的サービスの開発ならものづくり補助金
・創設5年以内のルーキーや小規模事業者は加点対象
・(コロナ特別枠)で漏れても通常枠で再審査が可能
 
《 IT導入補助金 》
・ITツール導入ならIT導入補助金
・IT導入支援事業者のサポートで申請しやすい
・導入による効果が早い段階から実感しやすい
 
※ 2020年12月18日が締め切り